【にいこくひよっこ体験記】とは、新潟国道事務所(にいこく)の若手職員(係員)が仕事の中で体験したことをお知らせする「にいこく広場」です。
04月19日更新(258)
4月18日(水)新潟市主催「2018年萬代橋チューリップフェスティバル」のオープニングセレモニーが行われました。
チューリップフェスティバルは、昭和61年に初代萬代橋架橋100周年を記念して開催され、今年で33回目。JR新潟駅万代広場から萬代橋西詰までの両側歩道に、431団体及び個人の方がそれぞれプランターで育てた新潟市産チューリップ約33,000本、プランター3,300個が並べられています。
あいにくの雨によりセレモニーは屋内での開催となり、保育園児らが楽しみにしていた萬代橋でのパレードは中止になりましたが、集まった100人を超える元気な園児たちの帽子がカラフルなチューリップのようで、セレモニー会場に華を添えていました。
にいこくでは、来賓代表として大江事務所長が祝辞を述べたほか、フェスティバル開催にあわせ歩道の清掃や東大通の中央分離帯にチューリップのプランターを置くなどのお手伝いをさせていただきました。
フェスティバルは5月1日(火)まで開催されています。皆さんもぜひ、チューリップに彩られた萬代橋へ足を運んでみてください。
04月11日更新(257)
春を迎えても肌寒い日が続いておりますが、平成17年3月に学校町交差点改良事業に伴い新潟大学医歯学総合病院脇に移植した4本のサクラ(ソメイヨシノ)が、今年(14シーズン目)も無事に開花し満開となりました。
写真を撮影した日はあいにくの曇り空でしたが、歩道を歩く人たちも立ち止まり満開のサクラの下で記念撮影をしていました。
新潟国道事務所では、市民のみなさまに愛される萬代橋と同様に、末永くこのサクラが愛でられるよう管理していきたいと思います。
04月06日更新(256)
知っていますか?にいこくでは、ビッグデータの活用による交通事故対策を進めています。
交通事故対策には「なぜ事故が起きたのか」等の分析が必要です。これまでの分析は、過去に起きた事故の発生状況等で行っていましたが、十分なデータ数を得られないことなどの課題がありました。
そのため、より多くの情報をリアルタイムで蓄積できるETC2.0のビッグデータを活用し、交通事故対策の検討を行いましたので簡単にご紹介します。
今回国道7号新発田市の金塚交差点の検討を行いました。交差点付近では、追突事故や出会い頭事故が多く発生しています。
ビッグデータによると交差点付近では、車の速度が速いことや急ブレーキが集中して発生していることがわかりました。
その結果を踏まえ、次のような対策を検討しました。
・急ブレーキ多発を注意する路面標示
・速度を出しにくくする路面標示 など
ETC2.0から得られたビッグデータを活用したことにより、これまでより効果的な対策検討を行うことができました。また対策後の効果を検証する手段としてもETC2.0から得られるビッグデータを活用することができます。
今回の事例では、ビッグデータを用いて事故が発生している箇所への効果的な対策を検討しましたが、ビッグデータで急ブレーキなどの危険挙動などを確認できることから、事故が発生してからの対症療法ではなく、未然に交通事故を防ぐような対策も検討できるはずなので、今後はそのような対策も検討してみたいと思います。