荒川水系河川整備基本方針

第1章 河川の総合的な保全と利用に関する基本方針

(1)流域及び河川の概要

【上流部の説明】
 朝日山系と飯豊山系の高山により馬蹄型状に包囲された上流部は、急峻な地形で渓谷や河岸段丘が発達している。上流域の山地は、ブナ、ミズナラの広葉樹に覆われ、小国町ではブナと雪の白さから小国盆地一帯を「白い森」と呼んでいる。流域にはツキノワグマカモシカ等の大型獣が確認されているほかに、イワナヤマメ等の渓流魚も多く生息し、夏季には多くの釣り人が訪れている。
 また、河川の沿岸では農林業とあわせて水資源を利用して工業が発達している。
荒川上流部流域図
荒川上流部流域図

小国町中心部
小国町中心部
ブナ林
ブナ林

半導体製造状況
半導体製造状況
(半導体の製造には大量の純水が必要とされる。荒川の豊富な水は製造上貴重な資源である)
 水素吸蔵合金製造状況
水素吸蔵合金製造状況
出典:小国町パンフレット


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