流域治水プロジェクト
令和元年東日本台風では、各地で戦後最大を超える洪水により甚大な被害が発生したことを踏まえ、阿賀野川水系(阿賀野川)においても、事前防災対策を進める必要があることから、以下の取り組みを実施していくことで、国管理区間においては、戦後最大の平成23年7月新潟・福島豪雨と同規模の洪水を安全に流し、流域における浸水被害の軽減を図ります。
阿賀野川水系(阿賀野川)流域治水プロジェクト
阿賀野川では、上下流・本支川の流域全体を俯瞰し、国、県、市町が一体となって、「流域治水」を推進します。
↓(流域治水プロジェクトの概要は、下の画像をクリックして下さい。)
阿賀野川水系(阿賀野川)流域治水会議
令和元年東日本台風をはじめとした近年の激甚な水害や、気候変動による水害の激甚化・頻発化に備え、阿賀野川流域において、あらゆる関係者が協働して流域全体で水害を軽減させる治水対策「流域治水」を計画的に推進するための「阿賀野川水系(阿賀野川)流域治水会議」を設立しました。
阿賀野川水系(阿賀野川)流域治水会議の開催状況
- 令和4年03月16日開催
- 令和3年03月17日開催
- 令和2年09月17日開催
多段階浸水想定図・水害リスクマップ
国や都道府県では、これまで、水防法に基づき住民等の迅速かつ円滑な避難に資する水害リスク情報として、想定最大規模降雨を対象として「洪水浸水想定区域図」を作成し公表してきました。
国土交通省では、これに加えて、土地利用や住まい方の工夫の検討及び水災害リスクを踏まえた防災まちづくりの検討など、流域治水の取組を推進することを目的として、発生頻度が高い降雨規模の場合に想定される浸水範囲や浸水深を明らかにするため、「多段階浸水想定図」及び「水害リスクマップ」を作成・公表することとしました。
阿賀野川水系阿賀野川・早出川 多段階浸水想定図
阿賀野川水系阿賀野川・早出川 水害リスクマップ
河川改修段階 | 最大浸水深パターン | ||
0cm以上 (浸水発生) |
50cm以上 (床上浸水相当以上) |
300cm以上 (1階居室浸水相当以上) |
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現況河道【暫定版】 | ○ | ○ | ○ |
◆表内の「○」印をクリックするとPDFが開きます。