トップページ > 高瀬渓谷観察ノート

●イワツバメ(ツバメ科)
街の家の軒下などに巣をつくるツバメと違い、イワツバメは山地や渓流に近い岩壁や岸壁の洞窟に巣をつくります。5~6月ごろ、大町ダムの周辺に巣をつくるため飛んでいる姿を見ることができます。

●アオサギ(サギ科)
日本のサギの中で最も大きい種です。大町ダムの下流側の水辺で魚をとっている姿を4~10月によく見ることができます。頭が白く、体が青黒いので、かんたんに見つけることができます。首を曲げて飛ぶのが特徴です。

●ウグイス(ヒタキ科)
5月ごろ、大町ダムに来ると必ず「ホー、ホケキョ」という鳴き声を聞くことができます。しかし、高い木に止まることは少なく、ささやぶや低木の林で繁殖するので、あまり姿を見せません。夏は山奥へ移動します。

●マガモ(ガンカモ科)
頭と頸が青く光る美しい渡り鳥。雌は地味な色彩です。9月中旬ごろ北方より龍神湖に渡ってきて、冬を越します。

●カルガモ(ガンカモ科)
一年中ふつうに見られます。
山間から市街地の水田、川、池など、どんな水域でも暮らしています。

●オシドリ(ガンカモ科)
湖に群れて暮らしますが、夏には山中に移動し、5~6月木の洞に巣をつくります。水鳥ですが木によくとまるめずらしい鳥です。雄は鮮やかな色をしていますが、雌は地味な色です。雄の美しいイチョウ羽は夏には落ちてしまいます。

●ヤマセミ(カワセミ科)
日本カワセミ類の中の最も大きい種(約38cm)で、小魚をエサに湖畔付近で暮らします。後頭部の羽が冠状なのが特徴。「キャラッ キャラッ」と高い声で鳴きながら一直線に飛びます。
龍神湖では、大町ダムから見える流木止めにとまっているところがときどき見られます。


BACK INDEX NEXT

ページトップに戻る