雪国楽校応援隊通信 第2号

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東湯之谷小学校(11月30日)

川の学習をしてきた東湯之谷小4年生が、佐梨川の魚と砂防について学習をしました。「佐梨川の魚について」の講師は、新潟県内水面水産試験場に勤めていた関泰夫さん、「砂防について」は湯沢砂防事務所調査課の杉本課長です。
関さんは、佐梨川にいる魚の種類や生態について詳しくお話してされた後、児童からの「魚をつかまえていい日、悪い日があるの?」「どの季節に魚はいるの?」という質問にも丁寧に答えて下さいました。
砂防の学習では、雨の日には川に土砂が流れること、上流では大雨が降ると土石流が発生することがあり、近くに人が住んでいると災害になること、土石流の流れる様子、防ぎ方などを学習しました。

佐梨川の魚について関さんよりお話を聞きます。どんな種類の魚が佐梨川にはいるのかな?

お話を聞きながら、メモをしています。イワナやアユなどたくさんの魚が佐梨川にいることを教わりました。

杉本課長が雨の日の川や土砂災害についてお話ししました。「中でも恐ろしいのが土石流です。砂防えん堤に土砂がたまると川のかたむきがゆるくなって土石流が止まります。」

今回の学習には、プリントや湯沢砂防オリジナルのノートを使用。また、土石流模型実験もナルのノートを使用。また、土石流模型実験も行いました。
◇◆子供たちの質問◆◇
Q: 魚は一度にたまごを何個くらい産むの?
A: 魚の大きさ、種類によって違います。たまごの数が多いものはアユ、ウグイ。だいたい2万粒くらいを一度に産みます。サケ、マスだと3000〜6000個くらい。カジカは200〜300粒くらいです。
Q: 砂防えん堤を作るのに何人くらいの人が作る?
A: 砂防えん堤の大きさにもよりますが、何百人という人がえん堤作りにかかわっています。工事だけでなく、設計、調査など様々な仕事でたくさんの人がかかわっているのです。