雪国楽校応援隊通信 第2号

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西五十沢小学校(9月12日)

西五十沢小学校4年生が学校近くの皆沢川で水生生物の観察を行いました。講師は自然観察指導員の南雲敏夫さんです。
真っ先につかまえた水生生物はサワガニです。なんとお腹の部分に子供を抱えている母親ガニでした。
また、ドジョウやカジカといった魚やカゲロウ、トビケラ、コオニヤンマのヤゴなどの水生生物を見つけることが出来ました。
水生生物から見た皆沢川の水質について「少しきれいな川だと思う人は手を挙げて」との南雲さんの問いかけに、児童全員が手を挙げました。
また、児童からは「どうやったらたくさん魚が取れるの?」「川にはどれくらいの種類の魚がいるの?」などたくさんの質問がありました。
(川で学習)

それぞれ網を手に持ち、いっせいに川へ入ります。どんな水生生物をつかまえることができるかな?

大きな石はみんなで協力して動かします。南雲さんも子供たちと一緒に活動しました。
(室内で学習)

教室に戻り、つかまえた生物のおさらいです。どの生物が多くとれたかな?カゲロウやトビケラ、ヤゴなどがたくさん見つかりましたね。

「どうしたら魚をたくさん取ることができるの?」との質問に「今回、魚は川のどのあたりにいたかを考えて。今日は、網を草むらで動かしていたら、魚がつかまえられたよね。」と南雲さん。
◆◇今回、皆沢川で見つけた水生生物◇◆
シマドジョウ、ドジョウ、サワガニ、ヒル、カジカ、コオニヤンマ、ヤゴ、トビケラの仲間、オニヤンマ、ツツトビケラ、チラカゲロウ、フタスジモンカゲロウ、ウグイなど