雪国楽校応援隊通信 第2号

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西五十沢小学校(9月21日)

西五十沢小学校4年生が学校近くの皆沢川の水質について学習しました。講師は元高校教諭の荒川勝利さんです。
まずは皆沢川で川の学習です。石の並び方を観察したり、水の臭いをかいだりペットボトルで透明度を調べたりしました。
理科室では、班ごとに持ってきた水について薬品を使って汚れを調べました。学校の池の水を調べた荒川さんは「学校の池にコイはすめるけれど、ヤマメやイワナはすめませんね。」と水の汚れによって生物のすみわけがあることを説明。最後に、川の汚れを食べるというケイソウの映像を見た児童からは、驚きの声があがりました。
(川で学習)

石の並び方にも特徴があります。児童たちは川へ近づき観察中。

川の水の透明度を見ています。20cm以上の深さでも底が見えました。同じように学校の池の水も調べました。
(室内で学習)

理科室へ戻り、水質調査の実験開始。「三国川の水」「井戸水」「風呂の残り湯」「洗剤を混ぜた水」など、班で持ってきた水のpH(ペーハー)を調べます。

「あ、色が変わってきた!」と児童たち。 川の水のCOD(シーオーディー)の値は4mg/Lでした。この値は雨水より少し汚染されている数値です。