雪国楽校応援隊通信 第2号

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上関小学校(11月14日)

今まで川の学習をしてきた上関小4年生が、昔の川の様子と土砂災害についての学習をしました。「昔の川と生活について」の講師は冨沢哲さん、「災害や砂防について」は湯沢砂防事務所調査課の小野係長が説明しました。
冨沢さんは、「昔、新潟方面から来る荷物は魚野川をのぼる舟で運ばれました。六日町まで舟で運び、そこからは馬車で運んでいました。川でとれる魚は貴重な食料でした。」と、昔の川が人々の生活とどのように関係していたのか、具体的にお話してくれました。
小野係長からは「川には恐い面もあります。」と、映像や模型を使って土砂災害について説明がありました。児童からは「土石流の威力はどれくらいあるの?」「土石流はいつ来るかわかるものなの?」など質問がありました。

「昔の魚野川にはたくさんの魚がいました。」と冨沢さん。

児童たちも真剣に話を聞いています。中にはたくさんのメモを取る児童もいました。

魚沼の自然と災害についてビデオを見た後、小野係長より「土石流災害は今年も全国で起きています。」と説明。

模型を使って土石流の実験です。砂防えん堤がある時とない時、どのような違いがあるのかな?
◇◆子供たちの質問◆◇
Q: 土石流は何十年に1回くるの?
A: 場所によって変わってきます。今年7月に土石流災害が起った長野県岡谷市では、江戸時代に土石流が起ったらしいです。