緑を創出する砂防設備
泥谷砂防堰堤群は多枝原の台地が侵食されないように、山腹工と階段式コンクリート砂防堰堤群を組み合わせて昭和13年に完成しました。 現在では、渓岸山腹や渓床が安定し、深く樹林に覆われている状況がみられ、崩壊の跡もわからないほどに緑が豊かになっています。 これは泥谷砂防堰堤群の効果が現れているものと考えられます。
被災直後(昭和4年)
建設途中(昭和8年)
植生が回復(平成25年)
- 泥谷砂防堰堤群は平成14年6月25日に登録有形文化財に登録されました。
- 泥谷砂防堰堤群は平成29年11月28日に重要文化財に指定されました。