立山における砂防工事は急峻な山間地で行われている。周辺には年間100万人を超える観光客が訪れる立山黒部アルペンルートがあり、下流には40万人近い人々が暮らす大都市圏、富山平野がある。このような現状から立山砂防が担当する災害事業にかかる責任は増大の一方である。
「SABO体験楽校」は、現在、奥深い山間地で行われている砂防工事や災害の歴史などを実体験により学ぶことで、砂防事業の役割、地域活性化の支援方法、防災対策でのあり方などを学び、砂防事業への認識を深めてもらうことを目的に、富山県内高校生を対象として、2泊3日の行程で実施している。

活動実績