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長野県白馬村を流れる松川は、北アルプスに源を発し、沿川にはさまざまな動植物が生息する自然の宝庫です。しかしひとたび洪水が発生するとその流れは一転し、過去には沿川に大きな被害をもたらしたことから、洪水から人々の暮らしを守るための砂防事業が進められています。
松川流路工は、洪水によって川底が著しく削られることを防ぎ、川底の傾斜をゆるやかに安定させる床固工と、堤防を流水から守る護岸を組み合わせた施設で、平成2年に景観モデル事業に指定され、周辺の景観や環境に配慮しながら整備が進められました。
松川流路工では、瀬、淵、中州をつくり、自然の流れに近い澪筋をつけているほか、魚道を設定しさまざまな動植物が生息しやすい環境を創出しています。 |
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松川流路工全景 |
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流路工に設置された魚道 |
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