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災害復旧工事の各段階において、
自然環境保全に向けた取り組みを実施 |
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長野県を流れる千曲川では、平成14年7月の台風により大きな出水となりました。これにより千曲川の河川施設に大きな被害が発生したため、千曲川河川事務所では災害復旧工事を行いました。
工事は、出水により損傷を受けた箇所について低水護岸を施工したもので、工事の各段階において、自然環境の保全措置を検討しながら、下記のとおり実施しました。 |
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1.河川環境の把握 |
工事の実施前に専門家の助言を得て現地調査を行ったほか、地域住民の方による「多自然型川づくり検討会」において勉強会を実施しました。 |
2.工事計画の検討 |
低水護岸工事及びその準備工事(工事用道路、仮締切り、一時的に川の流れを替える瀬替え工等)について、より環境に配慮した施工方法を、専門家の助言を基に検討しました。 |
3.工事着手 |
工事着手後も、各段階においてモニタリング調査を実施しながら、施工を行いました。 |
4.完成 |
工事完成後は、施工箇所において追跡調査を実施し、自然環境の保全状況について確認を行いました。 |
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出水による被災
(中州対岸の河岸も削られた) |
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完成直後、完成から数ヵ月後の
現地状況写真 |
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