大転石のはなし
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土手のそばの約400トンといわれる大場の大転石

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安政5年の大地震のため跡津川断層にそったところで家が たくさんたおれたことから、この地震は跡津川断層が動いたことが原因で起きたと考えられています。
この地震のため、立山カルデラ で大きな山くずれが起こり、くずれた土砂が常願寺川をせき止めて自然のダムをつくりました。やがてそれが切れて、大土石流となって下流におしよせたのです。
土石流の勢いはものすごく、大きな石をいくつも下流へ押し流してきました。それらの石は大転石と呼ばれ、現在も川の中や田んぼの中にのこされています。

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    田んぼに残る大転石(松木)

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    大転石の碑(西の番)

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    大場の大転石の約1km下流にある大転石