上関小学校4年生の総合学習で、魚野川の魚と石についての学習支援を行いました。以前から魚野川調査団として、魚野川の魚と石について調べていた4年生。今回、「調査してきて分からなかったことについて聞きたい」との依頼を受け、教室に講師を派遣しました。魚についての講師は冨沢哲さん、石についての講師は荒川勝利さんです。
「アユは1年魚で、石についたコケを食べて成長します。」魚のプリントを使ってお話しする冨沢さん。どんなところに魚が住んでいるのか、いつ頃だと魚がたくさん釣れるのかなど、児童の質問にあわせて説明していただきました。
また荒川さんは、児童たちが拾ってきた石や岩石標本などを使って説明。「石は何種類くらいあるのですか。」という質問に「魚野川の近くでは、花崗岩や礫岩など12種類くらい見つけることが出来ます。」と荒川さん。児童たちは、本物の火山弾や石灰岩に触れながら、楽しく学習しました。
魚の講師の冨沢哲さん。魚の話だけでなく、水や 洪水についてもお話していただきました。 |
魚のプリントを見ています。児童たちが以前つかまえたことのある魚もいました。 |
石について説明する荒川勝利さん。本物の火山弾やサンゴの化石から出来た石灰岩など、様々な石を見ることが出来ました。 |
教材の砂防えん堤のイラストと見比べている児童。 |
「川で危険なところはどこ?」という児童の質問に図を描いて説明する荒川さん。「流れがあって深くなっている『淵』は危険です。」 |
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