城内小学校 (9月11日)

 城内小学校4年生の水質調査に支援を行いました。場所は学校近くの宇田沢川で、講師は元高校教諭の荒川勝利さんです。
 1学期、城内小学校4年生は見つけた水生生物で川のきれいさが分かるという学習をしました。今回は川の水をにおいや色で調べたり、COD*1のパックテストを行い、川の水質について調べてみました。
 いつも遊んでいる川の水を改めて調べてみると、「無色なのに、ちょっと生臭いにおいがするよ」「パックテストで調べてみたら、イワナが住めない水質だった』と児童達。
 荒川さんからは「宇田沢川は、イワナは住めないけれどアユなどがすめる水質で、きれいな水です。」とお話があり、担任の先生からも「これからもっときれいな川にするために、みんなで考えて行きましょう。」とお話されました。


「川の水はどこから流れてくるのかな?」などの質問に元気いっぱいで答えてくれる児童達。

河原に下りてきて質問です。「ここは堤防の内側でしょうか、外側でしょうか?」

くんできた川の水のにおいを調べています。においがないというグループもありましたが、中には「生臭い」というグループも。

児童達は「もっときれいな川だと思っていた」「夏休みに川の事を調べた。今日の学習でもいろいろ知る事が出来た」など感想を発表しました。

*1 CODとは、化学的酸素消費量のこと。酸化されやすい物質(有機物など)が分解されるために必要な酸素量がどのくらいか、化学反応によって調べます。数値が大きいほど、有機物などが多く混ざっています。