国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所 やすらぎのしなのがわ

蒲原大堰・中ノ口川水門:工事の内容

施工期間:
蒲原大堰 1978(昭和53)年度〜1984(昭和59)年
中ノ口川水門1973(昭和48)年度〜1978(昭和53)年度
計画流量:
分派前 2,500m3/s
蒲原大堰地点 400m3/s
中ノ口川水門地点 400m3/s
事業費:
蒲原大堰 約62億円
中之口水門 約59億円

【蒲原大堰】

 蒲原大堰は、越流ゲートと非越流ゲートを開閉させることにより水の調節を行います。また、魚や船が堰を通れるように、階段式や閘門(こうもん)式の魚道と、舟運用のゲートを設けました。

蒲原大堰を下流から望む
蒲原大堰 魚道


【中ノ口川水門】

 中ノ口川水門は、洪水を制御(せいぎょ)する主ゲート(上流側)と、低水(ふだんの流れ)管理用の微調整ゲート(下流側)が並行して設けられたことが特徴です。低水管理用のゲートは、わずかな流量の調節を可能にする引き上げ式転倒ゲートといい、このとき新たに開発したものです。

中ノ口川水門 上流より望む
下流より望む