信濃川の生きものたち:は虫類/両生類/ほ乳類
信濃川下流では、両生類3種類、は虫類が5種類、ほ乳類13種類見られます。
ここでは、その中から比較的良く見られるものを紹介しています。
- アマガエル
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- 体つき:背中は緑色、はらは灰色。ただし、背中の色はまわりの色によって大きく変わる(保護色)。
- カエルとしてはちいさな方だが、オタマジャクシは意外に大きい。
- ウシガエル
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- 体つき:とても大きなカエルで、体長は20cmになる。背中は黄緑色で、はらは白色。オスのこまくは大きく、目の2倍以上もある。
- オタマジャクシの大きさは10cmをこえる。
- アオダイショウ
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- 体つき:体長1〜2.5m。日本にいるヘビのなかでは最も大きい。
- 幼いものはこげ茶色の体に黒っぽいもようがならぶ。成長するとシマヘビににるが、目が黒みがかり、背中は青みがかる。
- シマヘビ
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- 体つき:体長1〜1.5m。
- 体の色はこげ茶色。首から尾にかけて4本の黒い線が走る。ただし、全身が黒いものもいる。
- クサガメ
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- 体つき:メスはオスよりも大きく、全長30cmほど。
- 甲らは暗いこげ茶色または紫色。
- ミシシッピアカミミガメ
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- 体つき:甲らの大きさ12〜20cm。
- 甲らは緑色。目のうしろに赤いもようがある。オスは前あしのツメが長い。「ミドリガメ」の名前で売られている。
- アメリカ合衆国から持ちこまれた。
- イタチ
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- 体つき:体長はオス27〜37cm、メス16〜25cm。
- メスの体調はオスの2分の1ほどしかない。胴長短足。
- 体の色は山吹色。
- アズマモグラ
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- 体つき:体長12〜16cm。
- 光のこない地面の下でくらしているために目はよく見えない。そのかわり、かすかなにおいも感じとるすぐれた鼻と、土をほるための強い手足をもつ。
- 体の色は茶色っぽい灰色。
- エチゴモグラ
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- 体つき:体長15〜18cm。きわめて大きく、尾は長い。
- 光のこない地面の下でくらしているために目はよく見えない。そのかわり、かすかなにおいも感じとる鼻と、土をほるための強い手足をもつ。
- 体の色は茶色っぽい灰色。
- レッドデータブックでは絶滅の危険がある「希少種」に指定されている。地域によっては、サドモグラと呼ばれている。
- タヌキ
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- からだの特徴:体長50〜60cm。
- 黒っぽい色で、白い毛が少しまだらに入る。長いさし毛がある。尾はふさふさし、目の周囲には、黒い毛のこいパンダ模様がある。犬やキツネに比べると足が短く、ずんぐりしている。
- ふんを決まった場所におとしていく「タメふん」をする。
- ノウサギ
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- 体つき:体長45〜54cm。
- はらが白いほかはほぼ全身茶色っぽく、耳の先が黒い。
- 雪の多い地域では冬になると耳の先を残して体じゅう白色になる。