国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所 やすらぎのしなのがわ

データで見る信濃川

日本一の流れ

 信濃川の河口までの長さは367キロメートルで全国第1位、流域面積の広さでも11,900平方キロメートルと全国第3位になっています。
 利根川(栗橋地点)と大河津分水路分派前の信濃川(小千谷地点)を比べると信濃川の水量が豊富なことがわかります。
 流れ出る水の量は一年間で約163億m3で、新潟県庁を升として約88,900杯分にあたります。また、信濃川で春先に水量が多いのは、流域の豪雪地帯の雪どけによるもので、この時期に流れ出る水量は、一年間に流れ出る水量の30%〜50%に相当します。
 信濃川下流(帝石橋)の水量が年間を通して変化が少ないのは、上流からの洪水を大河津分水路によって直接日本海に出していることや通常も洗堰によって信濃川下流へ一定量を流すように調整しているためです。

信濃川の水量

信濃川の水量グラフ

川の長さ (キロメートル)

順位  河川名  幹線流路延長 
信濃川   367 
利根川   322 
石狩川   268 
天塩川   256 
北上川   249 

※信濃川の長さ367kmは新潟〜上野間の距離とほぼ同じです。

流域面積 (平方キロメートル)

順位  河川名  流域面積 
利根川   16,842 
石狩川   14,330 
信濃川   11,900 
北上川   10,150 
木曽川   9,100 

※信濃川の流域面積は新潟県の面積とほぼ同じです。
※流域面積というのは降った雨がその川に流れ込む区域をいいます。

一年間に流れ出る水量 (億立方メートル)

順位  河川名  年間総流出量 
信濃川   163 
阿賀野川  142 
最上川   138 
北上川   123 
5
雄物川    99 

※河川便覧2006より(H14データ)
※信濃川から一年間に流れ出る水量は猪苗代湖の約4杯分にあたります。