三国川ダム水源地域ビジョン
三国川ダム水源地域ビジョンとは
三国川ダムとその周りの近隣地域を信濃川の「水源地域としての魚沼」とし、この地域の将来に向けた振興と活性化を図るための計画づくりです。地域住民・町・県・国・民間事業者・ＮＰＯなど、様々な人々が同じ土俵に立ち、同じ目標を持って取り組んでいき、誰もが参加・発言をして、自分の得意な分野を生かしていって地域を伸ばす計画づくりです。
水源地域ビジョンの策定作業も、水源地域の住民・自治体（市町村・県）・ダム管理者が共同して行ないました。
オブジェ（デザイン）は、どんな意味？
三国川ダム水源地域ビジョンは、これまでの「施設整備を主体にした地域の振興」ではなく、様々な人々の活動によって、地域を盛り上げ、活性化していこうという「人間力による地域の振興」と目指した計画です。
このオブジェ（デザイン）は、「人々の様々な活動を栄養分としながら、ダム湖（しゃくなげ湖）をはじめとした地域のあちらこちらで、地域にとっての“実（み）”を生らせたり、“花”をさかせていきたいなぁ」という“活性化に向けた”水源地域としての魚沼の人々の“希望や熱意”を表現しました。
横田由紀夫（造形作家）
