三国川ダム水源地域ビジョン
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CONTENTS
ビジョンの目標 ビジョンの対象地域 ビジョン策定と実施への流れ
ビジョンの基本姿勢(テーマ)/ ビジョンの考え方・枠組み(フレーム) ビジョンの材料 ビジョンの推進体制

ビジョンの材料
取材調査や会議の中で発せられた地域の人々の様々な意見や思いを材料として、その中に共通する考え方や行動・活動内容を分析・抽出した結果を紹介します。



WANTありたい将来像
地域を貫くイメージは「ダム=水=命」である
■水がきれいなイメージを持たせたい■「水」=「命の根本」=「ダム」をテーマにしたい
地域には自然や歴史を含めて大切なものがたくさんある。
■ダムという財産を有効活用したい■湖面を上げてダムを活用したい■ダムを観光資源として活用したい■今後は自然を生かしたレクレーションが出来る物を志向したい■後世の郷土に大事なものを残したい■山菜取りも含めて、山の管理を考えていきたい■川から遠ざけられた世代に親しんでもらいたい
水源地域としての理解と必要性を訴えていきたい。
■ダム・水源地本来の意味・重要性の確認、「大切な町・誇れる地域」■治水の重要性を認識する必要性■国土の保全等、ダムの役割をアピールの必要性■六日町だけでなく、南魚沼全体を視野に入れた構想
一般の人たちの日頃の活動や技術の技・知識を活かしたり、認められたりする過程が必要。
■一般の地元の人々の行動・技・知識の理解・活用■今ある組織をうまく活用して振興を図っていきたい■既存組織枠を超えた若い人の知恵の活用■価値ある自然を学んで活かす教育・環境づくりを進めたい
地域の誇りや意味・役割を大切にして活かし、発展させていきたい
モノ造りより、人造りや行動造りが大切である
■他力本願ではなく、地域興しができればいい■教育・文化等の多くの人が参加できる活動動機(ビジョン・テーマ)■地域の各団体の連携を強化■地域のやる気を引き出す仕組み、組織づくり■地域を育てたい(イベントだけ育てても意味がない)■魚沼自然塾の地域の人による自立的活動・運営■六日町、協会等、様々な団体の連携が必要
長く継続していける活動をやっていきたい
■人の流れを増やす投資と人力のシステムが必要■少しの努力と少しの負担で出来るような知恵を出す■売るといった一つの過程だけでなく、副次的に生み出される+αのメリットが必要■富良野のラベンダーのように、育っていくものの方が楽しみであり、広まっていく可能性もある■10〜20年という継続活動が出来る事柄の発掘を行いたい■継続した地域活動
施設づくりよりイメージづくり
■インフラ整備よりイメージづくりが重要である
地域らしさとは何かを考えていく必要がある
六日町らしさが必要である■ビジョンには何か地域の特徴を持たせたい
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これからの地域造りのあり方を考え、推進したい
やさしさ、誠意、もてなしのある地域
■どんな人もサービス業、もてなしが必要な人づくり■食文化で何かアピールしたい■来訪者への誠意の実体化(礼・もてなし)を図る必要がある■気持ちよく帰ってもらえる場所にしたい■地域に開かれたダムの再構築■来訪者にとって、分かりやすく、使いやすい施設であること
受発信力のある元気な地域
■積極的な情報発信によって「活力ある地域」■ターゲットとなる層の拡大を図りたい
交流による新たな価値を持つ地域
■盛んな交流による「活力ある地域」■南魚沼全体で連携していきたい■信濃川全体の上下流連携を高めたい■観光産業を振興し、町が元気になりたい
訪れたい場所、訪れやすい場所
■地域が一つになる大イベントで知らない人にも来てもらいたい■通年観光をやっていきたい■しゃくなげ湖が「目的地」となりたい、なっていくことが地域にとっての幸せとなる■リピータを増やしたい■JCとしてはコンビニリゾートを志向■「訪れたい場所」になりたい■そこにいったら生き返るようなところにしたい
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地域の新たな価値を構築したい
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WILL実現すべき将来像
森林や生き物・水辺の安全・創出・活用
■豊かな自然の紹介■十字峡の虹の滝の活用■冬にはかまくらや豪雪を体験してもらう■5月の連休の新緑を活かしたい、そのためにもっと早く除雪してほしい■カヌー大会■水遊び空間の充実■新たな登山道の開設による利用の促進■カヌーやボートの水面利用■十字峡を更に有効活用するには、大型バスのUターンスペースや駐車場が必要である
ダムや既存の施設の役割確認
■体験学習用の公共宿泊施設の整備■雪の結晶の研究所などの雪にまつわる施設をつくったらどうか■きれいな水、安定した水供給、水資源の紹介■施設の集約利用や地元への貸出(有料)の可能性ある■しゃくなげ公社のレストランメニューの充実■ダムの横に展望レストランを出したらどうか
地域全体のネットワークの創出・活用
■レクレーションメニューの整備■六日町田舎体験(魚つかみ取り、イモほり、カブト虫とり)■転々としているしゃくなげ湖施設の連携活用■冬期にも施設を開く必要性
これまでの地域資源の新たな活用手法を模索する活動
地域づくりを考え・支援する組織作り
■観光と水関係の団体で連携してやっていきたい■ソフト面の充実が必要「まちづくりは人づくり」■モノからではなく若い人たちから動けるような動機とすべき■企画と運営を切り離すような仕組みづくり■利権等のからまない、若い人の弾力的な参加が可能な、公正な組織の構築■運営システムの見直し
地域外からの地域を応援してくれるファン組織作り活動
地域を一体化させる継続性のあるシンボル的な人づくり・地域づくり活動
■自然観察レジャー等の育成(ただの自然に価値がある)■希少価値(しゃくなげ、桜)資源の活用■日本一きれいな花の咲くダムでアピール(「一坪運動」)■植物の販売■六日町内でエコツーリズム組織を立ち上げていきたい。■エコツーリングガイドの育成■花を育てる=命をつなげ、イメージの改善を図る等の動機■理由づくり■冬にはかまくらや豪雪を体験してもらう■神楽や歌舞伎などの伝統芸能の育成と活用■フィルムコミッションの導入の可能性
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将来に向けて地域の持続的な発展性を高める活動
地域を貫くイメージは「ダム=水=命」である
■売る側のソフト対策、しつらえの充実、気配り(商店街のサービス、監査廊の説明が丁寧である等)■売店等運営全体に対する配慮、きくばりの必要性■うまい米(魚沼コシ)を楽しむメニューと協力体制仕組み■外部から来やすい環境の整備■半日遊べる空間を目標にする■障害者・老人・ペットの受け入れを考えた観光
地域の感性を高める受発信力を強化する活動
■三国川の地域を広域に展開していくツールの必要性■写真集の作成■受信機の貸出等によるサービスと同時に入り込み客数の計測を行い、地域づくりに活かす■ミニFMラジオのネットワークによる上下流交流イベント時の中継(信濃川本川では既に実績ある。)■HPへ色々なメニューを出し、三国川の検索ヒット数を上げる工夫■アウトドア情報誌等とのタイアップ、自然活動紹介雑誌の活用
新たなイベント・交流活動の強化と育成
■信濃川ファンクラブ(上下流)の活動促進■つり橋をつくってバンジージャンプ■犬と遊べる広場整備■イベントに伴った、宿泊ツアーの実施■しゃくなげステージ音楽会の開催■ボーイスカウトやガールスカウトの団体利用を促進したい。(更に大きな面積が必要■ロードレース大会の継続化検討(H21国体以降)■春先の歩くスキー
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時代の変化に対応できる姿勢を生み出す活動
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CAN地域の強み・実現可能な将来像
ダム本体・その他の施設
■ダム施設の活用■しゃくなげ湖畔ウォーキングイベントの開催予定■しゃくなげ湖「新緑ウォーク」の開催
十字峡・虹の滝
■現在は登山客が主力の観光メニューである
オートキャンプ場などのレク施設
■オートキャンプ場で林間学校開催の実績■サイクリングコース(H.21国体でロードレース使用予定)■露天風呂のさらなる活用
豊富な森林、動植物・自然
■自然の恵体験ツアー■湧き水の利用■植樹イベントの実施■木質チップの無料配布■植樹■花植え活動の展開■植林地下草刈り ・優しい空気、濃い緑、小スイスのような雪解け
水辺や水面
■「ダム」=「水」である■Eボート大会の開催実績■手作りイカダによる魚野川下り(25年間の実績)
雁木などのまちなみや伝統
■集落の「お稲荷さん」を移してお祭り■塩沢のガンギ整備や三国川ダムの監査廊の見学解放
立地環境
■首都圏に近い時間距離と資源素材の多様性
立地資源
人材
■花植えしたい人、花植えの勉強したい人達の存在をうまく活用■温泉の人、管理所の人など様々な地域の人々がお客さまと交流機会がある■JC、商工会議所、NPO等の多様な組織の地域活動への参加
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人材資源
情報
しゃくなげ湖だよりの充実■しゃくなげ湖の施設・働く人・利用者の声をラジオ放送で紹介■地方紙など他の地域メディアの活用■魚野川の環境マップを社会学習用に配布してきた(H7から)■学生生協への案内チラシ配布(無料)
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情報媒体資源
自然学習
■魚沼自然塾の継続・発展的活動■自然の恵体験ツアー■湯沢砂防、湯沢国道などに総合学習の材料としてのアピールしている実績■植樹 ・植林地下草刈り オートキャンプ場で林間学校開催の実績■植樹イベントの実施
レクレーション
■しゃくなげ湖畔ウォーキングイベントやカヌー大会、しゃくなげ湖祭の開催■Eボート大会の開催実績■カヌーやボートの水面利用 
リサイクル活動
■割り箸リサイクル活動
料理
■旅館での魚沼産米の食事提供■しゃくなげ精進料理■10月に登山客にナメコ汁を振る舞う
その他
■H.12に碑を建立■「魚野川」CDを多くの方の寄付によって作成した
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ソフト資源
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国土交通省北陸地方整備局 三国川ダム管理所