平成14年度 |
平成14年度はビジョンづくりに向けて、地域の皆様のアイディアを募集しとりまとめました。 |
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平成15年度 |
平成14年度に募集したアイディアを参考にしながらビジョンづくりを行いました。 |
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平成16年度以降 |
平成14年度はビジョンづくりに向けて、地域の皆様のアイディアを募集しとりまとめました。 |
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これからの課題を解決していくヒント1 |
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人間にとって“思う”ことが最も重要な動機 |
「健康のためには、タバコはなるべく吸わないほうがよい」と理屈ではわかっていても、実際には「なかなか止められない」と喫煙者の方はよく言います。なぜでしょう。人間の脳の思考過程は、“理屈”から考えるのではなく、“思う”ことから出発することが、科学的にわかってきています。“好き”だから止めたくないのです。したがって“思う”ということなしに人間は納得することができない、つまり“思う”ことが最も重要な“動機”になるといわれています。 |
(※人間の思考プロセス) |
●導入するべき手法・考え方 |
地域の様々な人々の思いや声を材料とすることで、真の動機を伴った構想を構築します。 |
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これからの課題を解決していくヒント2
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持続的な繁栄には“自分らしさ”が必要である
(プロダクト・インという自分らしさの考え方) |
大量安価な販売は一時代的には繁栄を導きますが、長い間の価格だけの競争は結局商品の価値そのものを失墜させてしまい、継続的かつ安定的な企業経営を危うくします。企業にとって持続的な繁栄のためには、より自分の商品の良さを理解してくれるユーザーをいかに獲得するか、社会の中でいかに共感されるかということが重要になってきています。持続的な繁栄のために“自分らしさ”を追求する時代を迎えています。 |
プロダクト・インとは、共感される自分らしさ発見のために、これまでの分析的な手法のみによる企業経営や商品開発の考え方を転換して、単純にいえば「なりたい姿」「やりたいこと」を出し合って、その中から「やるべきこと」「あるべき姿」を明確にしていこうというプロセスの考え方です。 |
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●導入するべき手法・考え方 |
地域づくりにおいても現状の課題のみに着目するのではなく、住民や事業者、行政等が共有できる価値観を見つけ、それを行動の原則とする考え方によって、行政分野などの既成の縦割りに影響されない総合的な目標を構築できます。 |
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※「プロダクト・イン」の経営理論競争優位理論やニーズ対応のみでの市場戦略論が崩壊した「不確実性」の現代に、必ず成功するとは限らないものの、失敗しても意味のある結果が得られる経営哲学 |
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ヒントを活かしたビジョン策定手法 |
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ビジョン策定の最も重要な点は、活動や組織づくりが「地域住民自身がやりたい」と思っている“動機”となっている計画かどうか、ということです。したがって、三国川ダム水源地域ビジョンの策定手法には、地域で活動する人の意見を最大限に尊重した調査及び分析手法を用いることによって、地域住民の“思い”をビジョンにしました。 |
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◆ヒアリング調査により集められた意見を
「WANT 実現したい将来像」…思想や考え、心のあり方
「CAN 実現可能な将来像」…地域の様々な資源や強み
「WILL 実現すべき将来像」…今後、やっていくべき事柄・手段・方法
に分析することで、地域の方々が共通に持ちたいとお考えの基本方針や具体的な活動を抽出しました。 |
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