周辺の生き物

豊かな大自然に囲まれた、三国川ダム周辺にはたくさんの生物たちがすんでいます。ここでは一般に多くみられるものを紹介します。じっくりと見渡せば、ほらそこに!!

ニホンアナグマ

イタチ科

ニホンアナグマ

体長は50~60cmで、昆虫や小動物を食べます。トンネル状の巣穴を掘るので、この名前があります。

ニホンカモシカ

ウシ科

ニホンカモシカ

草や木の葉を食べ、岩場や急な斜面などでよくみられます。特別天然記念物に指定されています。

ホンドキツネ

イヌ科

ホンドキツネ

小動物や木の実など、何でも食べます。前の年に生まれた雌キツネが子育てを手伝います。

ホンドイタチ

イタチ科

ホンドイタチ

体長は30cmくらいで、道路や人家のまわりでも見られます。後ろ足で立ち上がることもあります。

ニホンザル

オナガザル科

ニホンザル

群れを作って移動しながら、木の葉や木の実を食べて生活しています。巣はつくりません。

ニホンリス

リス科

ニホンリス

体長20~30cmで、毛の生えた長い尾をもっています。クリやドングリなどの木の実や昆虫を食べます。

その他に見られる哺乳類

●ツキノワグマ●トウホクノウサギ●ホンドテン●ホンドモモンガ

オオルリ

ヒタキ科

オオルリ

体長は16cmくらいで、春に渡ってくる夏鳥です。オスは美しい青色ですが、メスはうす茶色です。

キセキレイ

セキレイ科

キセキレイ

川の上流部を好み、水生昆虫などを食べています。尾を上下に振りながら歩きます。

イワツバメ

ツバメ科

イワツバメ

ツバメよりも小さく、腰が白いのでツバメと区別できます。橋やトンネルなどにも巣を作ります。

オシドリ

カモ科

オシドリ

オスは繁殖期だけきれいな羽になります。木の上の穴に巣をつくり、ドングリが大好物です。

ホオジロ

ホオジロ科

ホオジロ

スズメに似ていますが、スズメよりもひとまわり大きく、顔が白と黒のまだら模様です。

イヌワシ

タカ科

イヌワシ

天然記念物で、絶滅が心配されている貴重な鳥です。十字峡の上空を旋回する姿がよく見られます。

その他に見られる鳥類

●ハチクマ●オオタカ●ツツドリ●アカゲラ●カワガラス

ニッコウイワナ

サケ科

ニッコウイワナ

冷たい水を好み、昆虫やカエルなどを食べます。しゃくなげ湖や上流の渓流に棲んでいます。

カジカ

カジカ科

カジカ

冷たい水を好み、昆虫やカエルなどを食べます。しゃくなげ湖や上流の渓流に棲んでいます。

ニジマス

サケ科

ニジマス

北アメリカ原産で、養殖が盛んに行われています。しゃくなげ湖に放流されています。

ヤマメ

サケ科

ヤマメ

渓流魚の女王といわれます。海へ行って生活するものもあり、サクラマスと呼ばれます。

ウグイ

コイ科

ウグイ

ハヤとも呼ばれ、産卵期になると、鮮やかな3本の縦縞模様の婚姻色が現れます。

コイ

コイ科

コイ

日本各地の流れの緩やかな川や湖に棲んでいます。しゃくなげ湖に放流されています。

ハンミョウ

ハンミョウ科

ハンミョウ

全身が赤や緑に輝くきれいな虫で、近づくと飛び立って少し先でとまり、道案内をしてくれます。

アキアカネ

トンボ科

アキアカネ

夏は山地で暮らします。秋になると平地に下りてきて赤い色になるので、アカトンボと呼ばれます。

マイマイカブリ

オサムシ科

マイマイカブリ

カタツムリの殻にあたまを入れて消化液で溶かして食べます。つかまえると臭い液体を噴射します。

ウスバシロチョウ

アゲハチョウ科

ウスバシロチョウ

モンシロチョウに似ていますが、アゲハチョウの仲間です。5月中旬から6月にかけて見られます。

トノサマバッタ

バッタ科

トノサマバッタ

体長4~6cmで、ススキの葉を好んでた下ます。近づくとすぐに飛んで逃げてしまいます。

ミヤマクワガタ

クワガタムシ科

ミヤマクワガタ

山地に棲むクワガタムシで、全身が金色の細かい毛に覆われています。昼間でも活動します。

その他に見られる昆虫

●ムカシトンボ●オニヤンマ●カワトンボ●カブトムシ●ヤスマツケシタマム

キクザキイチゲ

キンポウゲ科

キクザキイチゲ

春にいち早く咲き、6月頃には姿を消してしまいます。白のほか、紫やピンクの花もあります。

アズマシャクナゲ

ツツジ科

アズマシャクナゲ

しゃくなげ湖の名前の由来になっている春の花で、三国川ダムの周辺にも多く植えられています。

ネジバナ

ツツジ科

ネジバナ

7月頃に小さな花がらせん状にねじれて咲きます。公園の芝生の中に多く見られます。

タムジバ

モクレン科

タムジバ

春の山に、コブシに似た白い花を咲かせます。花や葉にはいい香があります。

ヤマボウシ

ミズキ科

ヤマボウシ

6月頃に花をつける木です。白く見えるものは花びらではなく、「苞」と呼ばれるものです。

ヤマハギ

マメ科

ヤマハギ

秋の初めに紫色の花をつけ、三国川ダム周辺にも多く見られます。秋の七草のひとつです。

その他に見られる植物

●カタクリ●シラネアオイ●リンドウ●ヤマアジサイ●オオシラヒゲソウ

標高で見る生物の分布

国土交通省北陸地方整備局

三国川ダム管理所

〒949-6741 新潟県南魚沼市清水瀬686-59
Tel 025-774-3015 / Fax 025-774-3092