〜砂防講座@「砂防事業の歴史と土砂災害対策」〜

  
 続きまして・・・。

今井事務所長から砂防講座@「砂防事業の歴史と土砂災害対策」です。
普段見ることのできない、土砂のビデオは、私たちに災害の恐怖を教えてくれました。

 (右上の写真)過去の土石流などのビデオ画像をご覧になっている写真です。全国には、土砂災害が起こる可能性がある場所はいくつもあります。

 (左上の写真)皆さん、一生懸命聞いています。災害はいつ、どんな姿で起こるか分かりません(>_<)人ごとではないのです・・・。

 (右下の写真)今井事務所長による砂防講座です。「さぼう」ってみなさんご存じでした?

 (左下の写真)皆さんが座っている机は、災害の時には、職員が一斉に座り、ここから指示が出ます。

●砂防の事業とは砂防ダムを作る事によって定住する人々が困らないように人命、家屋、財産を守る為の重要な事業だと思いました。土石流、崖崩れ、地すべりの内容をよく理解できた。砂防堰堤はいっぱいになったときこそ発揮するという。木々をくい止め土砂を下に流さないことができるという。リアルタイムで映像が送られてくるのはすばらしいと思う。
●砂防事業が古くから我々に身近で行われ、砂防がいかに必要であるか、また地域における産業の歴史を交えてとてもわかりやすく説明をいただきました。
●松本砂防事務所の仕事、内容、今まで何も知らずにおりました。でも災害国、日本の歴史の中から、先人達の労を思うことが出来、そしてこれからもある、災害について少しでも知っている事の大切さもわかりました。自然を壊してしまった人間によって災害は大きくなるのではないかと思いました。もっともっと多くの歴史を学びたいと思う講座でした。
●砂防はその場限りではない息の長い取り組みだとわかりました。所長さんの説明態度が好感で適切な説明に引き込まれた。
●第一に基本的な知識が得られたことは大切であった。
●松本砂防事務所がどのようなことを行っているのか知らなかった。砂防施設も長野県にこんなにあるなんて……。知らないことばかりだったので、はずかしい〜と思いました。堰堤がどんなに大事か、そして、災害から守ってくれてる。年齢からして今から理解ははずかしいが、わかってよかった。
●砂防の観念がいつ頃からあったものなのか、また、どのようにしてきたのか歴史がわかりました。
●砂防とは人命を守る、住宅を守る、財産を守る。自然を守ることも大切であるが安全で住みよい暮らしを保つためにはなにが大切かを知ることができた。
●災害対策室で所長さんはじめ関係の方々からの「砂防事業の歴史と土砂災害対策」が強く印象に残りました。それにしても大変な仕事をしているんだと目からウロコです。やはりこのような講座は大変良いことだと思います。

                                                        


プチ休憩

  この後は、いよいよ現場です。

  下の写真は、バスに乗り込む前に、事務所のエントランスで色々な砂防えん堤の模型で砂防実験を行ったときの写真です。

  先ほど、講演をした長谷川調査課長から説明しました。

 この模型はどなたでも、試すことができます。どうぞ、皆さんお越し頂いて、ご覧になってください。