雪国楽校応援隊通信 第1号

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城内小学校(7月4日)

城内小学校4年生が学校近くの宇田沢川で水生生物の観察を行いました。講師は元新潟県内水面水産試験場小出支場の関泰夫さんです。
関さんより水生生物のとり方を教わり、いっせいに川へ入る4年生。次々と水生生物を見つけることが出来ました。
「この水生生物は何?」との児童たちの質問に、「これはカワゲラです。この生物は他の水生昆虫を食べる肉食性です。ほら、顔が恐いでしょう?」と関さん。「あ、本当だ!」と、児童たちはかわるがわるルーペを使ってカワゲラを観察しました。他にもカゲロウやトビケラ、この春に生まれたカジカの子などを見つけることが出来ました。
児童からは「水生生物をとることが楽しかった。」「いろんな生物がいることが分かって、勉強になった。」などの感想がありました。

石の下流側へ網を置き、石を動かしています。生物がいれば流されて、網の中に入ります。

どんな水生生物がとれたのか、関さんから教わっています。

班ごとに取れた生物を記録します。水生生物を調べる下敷きと生物を見比べています。

肉食性のカワゲラの顔を観察中の児童。「本当に、こわい顔をしてる!」
◆◇今回、魚野川で見つけた水生生物◇◆
カゲロウ、トビゲラの仲間、チラカゲロウ、ウズムシ、カワゲラ、カジカの子、カジカなど