2004年はオリンピックイヤーでした。世界の人々の文化や暮らし、また日本とのかかわりに改めて関心をもった人も多かったのではないでしょうか。日本と世界がつながる場所のひとつに「みなと」があります。貿易大国・日本にとって、輸出入の拠点である「みなと」は極めて重要な施設と位置付けられます。地域にとっても、「みなと」は多様な産業が関わり、多くの人々が働く大切な経済基盤です。このように世界の人々を結びつけ地域の拠点でもある「みなと」は、総合学習の題材としての利用が考えられます。
今回の特集は伏木富山港・新湊地区で行われた「みなとの見学会」の様子をお伝えします。物や人々が頻繁に行き交う活発な場所でありながら、地元の子供たちの意識からは遠かった「みなと」。体験学習によって子供たちの意識は、どのように変わったのでしょうか。
|