当日は船に乗るだけではなく、学習のためのいろいろな素材が用意されました。見学会に先立ってビデオ上映やパンフレットを使った説明を実施し、「みなと」の役割や船の種類について予備知識を得ることができました。アニメーションによるビデオの説明は面白く、誰でも分かりやすく「みなと」について知ることができます。
　見学会の最後の質問コーナーでは、事前の学習で抱いていた疑問、そして当日船に乗って発見した疑問などが次々と子供たちから挙げられました。船の種類、コンテナの中身、さらにゴミ問題に至るまで関心の方向はさまざまです。予想以上に高度な質問に、主催者側も驚かされました。子供たちは、実際に体験することで、まるで人が変わったように「みなと」にますます興味をもってきているようです。
　海から見る「みなと」は、岸から見た「みなと」とは全く違って見えました。子供たちにとって、「みなと」は急に身近な存在となったようです。