なるほど信濃川
信濃川の洪水・水防

荒れ狂って海に飛び出す洪水大河津分水路河口(昭和57年9月)
今から約四百年前の慶長年間からの記録によると、信濃川は、一度豪雨になれば大洪水となって堤防を切り、家を流し、田畑を流し、人蓄も死ぬほどの大災害を起こす洪水の常習地帯でした。
明治29年の「横田切れ」や大正6年の「曽川切れ」などはその被害の大きさからよく知られた洪水です。
その後、大河津分水路の完成や堤防の整備などによ り安全度は高まり、洪水被害は少なくなっていますが、最近においても水位が高まり危険な状態となった洪水や浸水被害なども発生しており、洪水に対する備えが必要であることにかわりはありません。