第4回関新地区環境モニタリング
第4回(平成16年11月17日開催)
関新地区モニタリング検討会開催報告
モニタリングの結果、工事による水質・底質の基準の超過は認められませんでした。
11月17日に「第4回関新地区モニタリング検討会」が開催されました。
今回の検討会では、今年7月に完了した樋門の工事(関新排水樋門新設工事)のモニタリング結果を専門的な見地から検討、確認するとともに、今後着手する下流側の築堤工事計画と、工事期間中及び工事終了後のモニタリング方法について議論しました。
今後は検討会で決定されたとおり、工事中及び工事完了後にモニタリングを行い、水質・底質の監視をしていきます。
■関新ポンプ場樋門の工事期間中の水質及び底質モニタリング結果
調査結果 |
環境基準値 |
ヒ素
(環境基準0.01mg/L以下) (定量下限値0.001mg/l) |
鉛
(環境基準0.01mg/l以下) (定量下限値0.001mg/l) |
六価クロム
(環境基準0.05mg/l以下) (定量下限値0.01mg/l) |
|||
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検体数 |
調査値 |
検体数 |
調査値 |
検体数 |
調査値 |
||
水質 |
以内 |
460 |
<0.001〜0.006 |
460 |
<0.005 |
460 |
<0.01 |
超過 |
0 |
0 |
0 |
||||
底質 (溶出) |
以内 |
62 |
0.001〜0.009 |
63 |
<0.001〜0.009 |
63 |
<0.01 |
超過 |
1 |
0.021 |
0 |
0 |
※・環境基準以内の調査値は最小値と最大値を示す
■総評
現在までに本工事による水質、底質の基準の超過は認められておりません。
このことから工事箇所からの有害物質等の流出・溶出はないものと判断されます。

【下流側やすらぎ堤の工事期間中のモニタリング計画】
調査期間:H16.12〜H17.3(工事期間中)
調査地点:水質8地点 水質及び底質6地点 計14地点
調査頻度(水質):12月と3月は2回
調査頻度(底質):1月に1回
【工事後のモニタリング計画】
工事完了後1年間に4回3地点で調査を実施する。
■閲覧のご案内
詳細な既往調査及びモニタリング結果をお知りになりたい方は、下記のとおり閲覧ができます。
場所 信濃川下流工事事務所 1Fフロアー
時間 土、休日を除く毎日8:30〜17:00