国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所 やすらぎのしなのがわ

水生生物調査

2006年度 水生生物調査

2006年 9月15・19・20日

 大野小学校の4年生76名による水生生物調査を行いました。
 水生生物調査は、一般住民の皆さんに参加を呼びかけ、水生生物による簡易水質調査を行い、多くの方々に川に親しみ、川を理解し、信濃川の状況を再確認してもらい、水質改善の必要性や河川愛護の重要性を認識して頂くのが主な目的です。
 今年は、例年と違い大野小学校4年生の総合学習の一環として1学年全体で水生生物調査を行いました。
 総合学習なので、夏休み期間中の調査ではなく、例年よりも一ヶ月遅れの9月の調査になり、調査日は3日間に分けて行われました。
 9月の川は水温も冷たい状態でしたが、子供達は普段触れる機会が少ない底生生物を観ては驚き、触れては驚きの楽しい時間を過ごしました。
 五十嵐川上流の調査では、新潟県準絶滅危惧種・環境省絶滅危惧U類種の「アカザ」(写真は撮り忘れました(T.T))を始め、ヒラタカゲロウ等のきれいな水で生息する生物を採取。信濃川下流の調査では、「タニシ」「ブルーギル」等のきたない水で生息する生物や外来種を採取。自然の大切さと河川環境の変化を肌で感じる大切な時間をすごせていただけたと思います。

大野小学校4年1組 大野小学校4年2組
五十嵐川での透明度試験の様子
五十嵐川での生物採取の様子

信濃川での透明度試験の様子
信濃川での生物採取の様子