三国川ダムの管理システム
放流設備
選択取水塔
取水口(放流するための水の取り口)の高さを自由に変えることができ、最も望ましい水質の水を流すことがで きます。
管理設備
操作室
集められたデータ等はここで分析され、ダム下流の水量が不足している時や、洪水調節のために、貯水池への流入量に応じて放流操作を行います。
堤体自動観測装置
ダムに水を貯めているときは、非常に大きな力が働いています。これらの観測装置はダムの安全を確認するためのものです。
網場(あば)
貯水池に流れ込んだ流木やゴミを堤体の上流でくい止めます。
無停電電源装置
電源の切り替え時等の瞬間的な停電も許されない放流設備制御装置等に対して、安定に電源供給するため、容量30KVA の無停電電源装置を設置しています。
監査廊
堤体を点検して歩くために、ダムの下に作られたトンネルです。
放流警報局及び電光表示装置
ダムからの放流によって、急激に川の水位が上昇する場合にはあらかじめ、サイレンや電子音でみなさんにお知らせします。ダムから魚野川合流点までの間の三国川沿いに約1km 間隔に12 カ所設置されています。