〜浦川スーパー暗渠砂防えん堤〜
金谷沢を観て、文学碑を過ぎ、姫川との合流地点に近いところに来ました。
ここから浦川の水が姫川に注がれていくのです。
つまり、ここが、土砂を止める最後の機会の場でもあります。
そういうところにあるのが
「浦川スーパ暗渠砂防えん堤」です。
そして本日最後の見学場所です。
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一見橋のようにも見えますが、立派な砂防えん堤です。 最近はスリット型と言って、砂防に何カ所か割れ目を作って、魚や動物が上流に行きやすくするためのえん堤が増えてきましたが、これはその機能プラス災害時で橋が流されたときでも行き来できる堰堤です。 もちろん、土石流が流れてきたときに渡ったら危険ですので、災害が落ち着いたら渡れるようになると思います。 |
●堰堤というと今までは、ゴツイ、コンクリート構造物というイメージでしたが、この堰堤は、何とスマートな構造物? 大変びっくりしましたし、設計者の方の気品すら沸いてきました。 ●自然と生活を繋げ、住人の便も計る。すばらしいと思います。 ●砂防の世界はどんどん進んでいくんだと思いました。また、地形や水の推量なども関係してこのような形になったのだと感心しました。これからも自然と調和の取り組みをしながら砂防工事をお願いします。 ●浦川スーパー暗渠砂防堰堤は初めて観ました。小谷の地域に沢山の工法が観られたことは新しい発見でした。 ●この砂防堰堤は名前からしてごく最近作られた物だと判断した。(平成10年完成)また、この形式の堰堤は世界初の着工でもあり、世界最初の完成との事を知り、一歩、一歩その技術と美観を思いながら堰堤の上を往復致しました。安全性を重視した合理的に自然環境に配慮した、しかもコスト軽減したすばらしい堰堤であると思いました。 ●山の中に、デザインもさることながら、頼もしそうな砂防堰堤。幸田文の「不屈の人力と頼むべきか」。自然力に屈服せず、着々と進めてほしいと感じました。 ●一般的には土砂を堆積させるのを観ておりますが説明をお聞きして理にかなった工法だと感心しました。 ●稗田山崩壊の想像を超える土砂の量、災害の大きさのお話にはただ驚きでした。堰堤の上を歩くことが出来て感激でした。「土砂をしっかりとめて」と思いながら。 ●緊急時には橋になったり生態系に配慮したり、デザインが美しく工夫してあったりと様々な角度から考慮され作られた堰堤が印象的であった。 ●さすが、名前の通り、自然との違和感がなく、しかもいろいろな機能を有しているのを実際説明を聞いて自分の目で見て何か安心感を覚えた。 ●通常の砂防堰堤には観られない工夫があり、当該地では日常多くの土石流があるので、この様な最新工法で対応するしかないと感じた。 |
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