荒川水系河川整備基本方針

第2章 河川整備の基本となるべき事項

(4)主要な地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量に関する事項

 花立地点の下流における既得水利はない。
 これに対し、花立(葛籠山)地点における過去28年間(昭和47年〜平成11年)の平均渇水流量は約17.5m3/s、平均低水流量は約46.5m3/sである。
 花立(葛籠山)地点における流水の正常な機能を維持するため必要な流量については、動植物の保護、漁業、舟運等を考慮し、おおむね9m3/sとする。なお、花立地点下流の水利使用の変更に伴い、当該水量は増減するものである。
花立地点
【花立地点】
荒川頭首工から下流を望む(S60渇水時)
(S60.8.27撮影 葛籠山地点日平均流量 約3.1m3/s)


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