
平成9年の河川法改正に伴い、従来の「工事実施基本計画」に代わり河川整備の長期的な方向を示す「河川整備基本方針」と具体的な河川整備の実施に関する事項を定める「河川整備計画」を策定することとなりました。
荒川水系においても荒川に造詣の深い学識経験者等の方々の意見を聴き、地域住民の意見を反映し、荒川の特性と地域の風土・文化などの実状に応じた「河川整備計画」を策定するための「荒川水系流域委員会」を設置する予定としています。
11月16日(木)に羽越工事事務所で開催した「荒川水系の川づくりを考える懇談会(第1回)」は、新潟大学教授大熊孝氏、山形大学名誉教授大津高氏、山形新聞置賜総支社長伊豆田嘉裕氏、新潟日報社村上支局長加藤勝久氏の4名により「荒川水系流域委員会」の委員選出について意見を頂きました。
懇談会の座長は委員の互選により大熊教授が選出されました。 現在、「荒川水系の川づくりを考える懇談会」で選出された委員による「荒川流域委員会」を平成12年度中に発足する様準備を進めています。
平成12年12月22日現在、全国の一級水系における「河川整備基本方針」は10河川で大臣決定し、流域委員会は数河川で発足しています。
北陸地方整備局における流域委員会の懇談会は荒川が最初の発足となります。 |
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