総合学習で川をテーマに学習する時、上流から下流までの変化を知りたいという要望が聞かれます。学校の近くに小川や水路がある場合は、十分な安全管理の下子供たちが川に入って観察することは可能でしょう。では、大きな河川の下流部の様子を見たい場合はどうでしょうか? 下流部は水量が多く水深も深く、水際には樹木が茂っていたり、傾斜が急になっていて近づけない場所も多くあります。新潟県上越市内を流れる関川では、総合学習を進めるにあたって「水とふれ合える場所」の選定が課題となりました。今回の特集は、上越市立飯小学校4年生による関川での体験学習とその後の学習の様子をお伝えします。