天井川のできかた

天井川のようす
北陸自動車道常願寺川橋付近(河口から約11km)
扇状地に人間が住みついて、土地を広く利用するために堤防をつくります。そうすると川はいつも同じところを流れるようになり、運ばれてきた土砂は川底につもって川をあさくします。そのため水があふれやすくなります。
そこで、堤防を高くしなくてはならなくなり、川底につもる土砂と堤防のつぎたしのいたちごっことなります。
その結果、川底がまわりの土地より高くなって「天井川」とよばれるようになるのです。
ふつうの川
川底に土砂がたまり、だんだん天井川になる
大水が出るとあふれる