有峰ダムと有峰湖

常願寺川の支流のひとつ、和田川の上流に、まんまんと水をたたえた有峰湖があります。この有峰湖は、発電用の貯水池として昭和35年(1960)に完成した人造湖です。
ダムができる前まで、ここには有峰の集落がありました。
高さ140mの有峰ダムでせき止められた水の量は、東京ドーム178はい分。ダムのそばには湖にしずんだ有峰の村のくらしなどを展示した有峰記念館があります。
ダムができる前の有峰盆地
昭和32年(1957)ころに撮影されたものです。(写真所蔵:大山町歴史民俗資料館)有峰湖
有峰ダムの水を利用する発電所は、合わせて9ヶ所あります。