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■計画概要

計画の目的
  • 金沢都市圏の交通円滑化に向けた計画として、従来の交通容量拡大施策に加え、マルチモーダル施策、TDM(交通需要マネジメント)施策を組み合わせることにより、安全で円滑な交通を確保するための総合的かつ効果的な施策を構築する。
  • その実施により、交通渋滞を緩和し、豊かで暮らしよい地域を実現する。

●渋滞発生のメカニズム●

ある時間帯で道路の交通需要が
道路の交通容量を上回ることから生じる現象

道路の交通容量の拡大と
交通需要の調整を組み合わせる

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計画の条件 ●計画対象範囲 金沢都市圏(金沢市、松任市、野々市町、津幡町、内灘町、鶴来町)
●対象とする交通 基本的に無雪期の交通を対象とする ただし降積雪時の課題に対応すべく、事業計画には盛り込んでいる。
●計画期間 平成14年度〜18年度

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現状
  • 金沢都市圏の主要渋滞ポイントは45交差点(通勤ピーク時)
  • 夜間人口の郊外化や昼間人口の金沢市への集中
  • 自動車社会の進展により、自動車交通量の伸びが道路整備による交通容量の伸びを上回る
  • 道路混雑等の影響を受け、バス交通のサービス水準が低下し、利用者は減少の一途

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計画の流れ

道路混雑状況の把握

  • 渋滞状況
  • 道路交通状況
  • 公共交通路線網
  • 公共交通利用状況
  • バスの走行環境

金沢都市圏における交通混雑問題の要因分析

  • 流動特性
  • 利用特性
  • 道路整備状況
  • 交通結節点の整備状況
  • 金沢副都心開発
  • 降積雪時

金沢都市圏における交通改善目標

  • 方面別交通容量の拡大目標
  • 方面別ピーク時間帯における交通量の削減目標
       ↓
  • 方面別に、都心部までの所要時間の達成目標を設定

金沢都市圏における交通円滑化施策の事業計画

  • 具体的な施策について、方面別に施策箇所・事業計画(計画期間内)を設定

交通改善目標の達成度評価方法

  • 交通改善の達成度を把握、評価する方法を設定

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主な施策

交通容量拡大策

 道路ネットワークの整備やボトルネックの解消などにより道路の容量を拡大する施策

  • 体系的な道路ネットワークの整備(バイパス、環状道路等)
  • 拡幅整備(多車線化、幅員確保等)
  • ボトルネックの解消(交差点・踏切の立体化、交差点改良・信号現示の見直し等)
  • 荷捌き施設の整備 など

交通需要マネジメント施策

 自動車利用者の交通行動の変更をし都市または都市圏レベルの交通渋滞を緩和する手法

  • フレックスタイム、時差出勤・通学の促進
  • カーシェアリングの検討
  • TDM推進組織化
  • 駐車場案内システム整備 など
   
  • バスの走行性の向上(バス路線の道路整備、バスベイ、バス停のバリアフリー化等)
  • パーク&ライド、サイクル&ライドの推進
  • バス専用レーン、PTPS(公共車輌優先システム)等の整備
  • 共同集配システムの検討
  • 公共交通運行情報の提供
  • 自転車通行環境の整備 など

マルチモーダル施策

 複数の交通機関の連携を促進し都市圏全体の交通を円滑にする手法

  • 交通結節点(駅前広場、バスターミナル等)の整備
  • 路線バス、鉄道の結節強化
  • 歩行空間のバリアフリー整備
  • コミュニティバスの運行 など

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