環境に気を配った砂防施設
人工産卵河川 -イワナ・ヤマメの産卵場所となる支渓流を作りました-
- 説明します
- 砂防施設には魚の通り道を作るのが難しいため、上流へ上れなくなった渓流魚(イワナ・ヤマメなど)の新しい産卵場所として支渓流に似た環境の人工産卵河川を作りました。

①人工産卵河川の様子
人工産卵河川を作る時には、現地の木をなるべく切らないように、また現地の石等を使って、まわりの自然に溶け込むように心がけています。

人工産卵場

捕獲した稚魚
人工産卵河川に作った人工産卵場では、秋にはイワナ・ヤマメがさかのぼって卵を産みました。また、卵からふ化した稚魚も確認されています。

調査の様子
地元の漁業協同組合などと協働で稚魚の生息調査をしました。

人工産卵河川造成マニュアル
人工産卵河川造成マニュアルの作成
川を作った後、稚魚が生息しているか調査しました。その結果を基に人工産卵河川造成マニュアルを作り、全国に情報を発信しています。
ふりがな
- 環境(かんきょう)
- 配(くば)る
- 砂防施設(さぼうしせつ)
- 人工産卵河川(じんこうさんらんかせん)
- 産卵場所(さんらんばしょ)
- 支渓流(しけいりゅう)
- 難(むずか)しい
- 渓流魚(けいりゅうぎょ)
- 環境(かんきょう)
- 溶(と)け込(こ)む
- 捕獲(ほかく)
- 稚魚(ちぎょ)
- 漁業協同組合(ぎょぎょうきょうどうくみあい)
- 協働(きょうどう)
- 生息調査(せいそくちょうさ)
- 基(もと)
- 造成(ぞうせい)