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北陸地方整備局 北陸ICT戦略推進委員会

令和3年度ICT活用工事報告会

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▉ICT活用工事・業務の事例紹介

 北陸ICT戦略推進委員会では、i-ConstructionにおけるICTの全面的な活用のより一層の普及を図る取組の一環として、建設業に従事する技術者向けに「ICT活用工事報告会」を開催しています。
 報告会ではi-Constructionに関わる事例として、ICT施工(土工、舗装、河川浚渫、BIM/CIM活用、砂防工)などに取り組んで
いただいた工事・業務から、活用のメリットや施工上での留意点・課題等を報告していただいております。
 今年度は新型コロナウイルスに対する措置として、報告会場を設営しての対面による会は開催せず、Web開催として好事例をWeb上に公表することで報告会とさせていただきます。

<地方公共団体等の取組部門> 

 
 令和3年度i-Construction大賞
優秀賞
   
 金沢外環状道路 海側幹線Ⅳ期 地方道改築工事(改良工その3)
(発注者:石川県)
(受注者:真柄建設株式会社)    
   
中層混合処理工のICT施工により、日施工量が12.5%向上。また、ICT施工になることにより区画割線が不要となるが仮設計画、準備段階で必要であるため、AR技術により可視化    
 
令和2年度 福島潟流域治水対策河川事業(大規模)
(発注者:新潟県)
(受注者:新発田建設株式会社)
一般国道304号国道改築工事(法面工その10)
(発注者:石川県)
(受注者:株式会社ホクコク地水)
主要地方道新潟中央環状線 (松橋他地内)舗装工事
(発注者:新潟市)
(受注者:丸運建設株式会社)
ICT土工を活用とあわせスマートコンストラクションアプリを活用し遠隔で日々の進捗・出来高・出来形を共有した打合せ等で活用した。 石川県初となるICT法面工を実施し、普及活動に努めた。法面工において、3次元設計データを活用することにより、法枠長の計測がなくなり、安全性の向上、出来形管理の省力化が図れた。
 ICT舗装工を全面的に活用しICT活用工事による効率化として作業日数で42%の短縮が図られた。
 
 石川県におけるICT活用工事普及拡大の取り組み
 H29より、継続的に地元ICT建機メーカーと連携し建設会社、コンサルタント、職員を対象に研修を開催しICT活用工事を拡大

 <国土交通省 直轄工事・業務部門>

     
令和3年度優良工事
局長表彰
令和3年度優良工事
事務所長表彰
 令和3年度優良工事
事務所長表彰
 大河津分水路山地部掘削その6他工事
(発注者:信濃川河川事務所)
(受注者:小柳建設株式会社)
 阿賀野バイパス 15工区改良その2工事
(発注者:新潟国道事務所)
(受注者:小柳建設株式会社)
 小糸道路その7工事
(発注者:富山河川国道事務所)
(受注者:水新建設株式会社)
  自社開発したMR(複合現実)技術を活用することにより、監督員、検査官の現場に対する理解度が向上し協議日数を短縮するとともに竣工検査で活用した結果、検査時間の短縮が図られた。   自社開発したMR(複合現実)技術を受発注者間の打合せに活用することにより移動時間が短縮するとともに竣工検査にも活用した結果、検査時間の短縮が図られた。   豪雨地帯における施工期間の制約と複雑な盛り土形状など野課題がある施工個所において、補強土壁工、小段排水工にもICT技術を活用拡大し工事全体の作業効率が向上した。
 令和3年度優良工事
事務所長表彰
令和3年度優良工事
局長表彰
令和3年度優良工事
事務所長表彰
 R1能越道 小泉道路その18工事
(発注者:金沢河川国道事務所)
(受注者:株式会社豊蔵組)
 令和元年度稲保他区堤防緊急復旧その1工事
(発注者:千曲川河川事務所)
(受注者:株式会社北篠組)
  北股砂防堰堤改築その2工事
(発注者:松本砂防事務所)
(受注者:株式会社相模組)
 BOXの巻き込み部の補強土壁において自社で考察した3D
データを利用し、点群データでの干渉チェック、AR(拡張現実)表示により施工を見える化により補強土壁工の施工の効率化と施工ミスなどを防止した。
 緊急性が高い災害復旧現場において全面的にICTを活用し作業効率を向上。また、多くの作業員、重機等が錯綜するため、ドローンを活用し日々の施工計画を行い作業工程の効率化、事故防止を行った。  有用な数多くの創意工夫を試行錯誤しながら実施し、対応
することで安全性、生産性向上を図っている。特に自作し
たクレーンカメラにより不可視部のコンクリート打設であ
りながら通常施工と日施工量で施工ができ、安全性向上が
図られた。

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