出発前の心構え
必ず持っていこう
スタッドレスタイヤでも、万一の時に備えてチェーンを必ず持っていきましょう。
燃料は余裕を持って
雪道は燃費が悪くなりがちですし、渋滞やトラブルで思わぬ時間がかかることがあります。そんな時に燃料がなくなったりすると車が動けなくなるばかりか、ヒータも効かなくなって寒い思いをすることになります。
不凍液の濃度を確認
エンジンの冷却水の不凍液の濃度が薄くなっていると凍結する恐れがあります。冬になる前には自動車整備工場などで濃度の点検を行うと良いでしょう。
バッテリーが弱っていないかチェック
冬季はバッテリーがあがりやすくなります。エンジンがかかりにくくなってきた、もう何年もバッテリーを交換していない等のこころあたりがあれば、ガソリンスタンドやカーショップでバッテリーのチェックをしてもらいましょう。ブースターケーブルを持っていれば更に安心です。
ディーゼル車は軽油の凍結に注意
ディーゼル車は現地のガソリンスタンドで軽油を給油するようにしましょう。寒冷地仕様のものでないと凍ってしまう恐れがあるからです。
早朝、深夜、日曜日などは、現地のガソリンスタンドはまだ開いていなかったり、休みだったりしていることがあるので、高速道路を降りるインターの手前にあるSA(サービスエリア)に寄って補給するといいでしょう。
ゆとりを持ったスケジュールを立てましょう
雪道でのスピードの出しすぎは危険です。ガイドブック等で目的地まで○分と書かれていても、道路が積雪のない普通の状態での所要時間ですので、冬場にはほとんど参考になりません。早めに出発し、道中ではスピードを控えめにして、安全運転で目的地へ向かうよう気持ちの切り換えをはかるようにしましょう。
路面状況を把握しよう
乾燥路面、圧雪、アイスバーン、シャーベット路面さまざまな路面状況を把握し、それぞれの特性に合った運転ができれば、雪道走行の怖さは半減します。
事前に交通情報を確認しよう
雪国では冬期間閉鎖している道路が多いので、渋滞等にまきこまれないよう、事前に交通情報を確認しておきましょう。