ほくりく学ぶくん通信
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vol.16 調べ学習で得た知識を現場で確かなものに 常願寺川の治水を学ぶ
「あばれ川」常願寺川から 私たちの生活を守る護岸や堤防の役割を現場で実感
先生の声
屋島先生
「本物」にふれた感動
富山市立藤ノ木小学校
尾島良幸先生
 普段から川に触れる機会が少ない子供たちをいきなり川に連れて行っても、何を見たらよいのか、何を問題にしたらよいのか分からず、課題に発展性がありませんでした。そのため今回は事前に調べ学習をじっくり行い、その後で現地に行くことにしました。子供たちは現地での説明もよく理解でき、川やその構造物の大きさを実感できた様子でした。
 国土交通省には当校の希望を聞いていただくばかりでなく、工事現場の見学などさまざまな機会を提供していただき大変勉強になりました。教師も驚く貴重な体験が得られました。子供たちは、時には厳しい姿を見せる「川」という自然に立ち向かうことの大変さを知り、「本物」に触れた感動が得られたと思います。
国土交通省から
中瀬益雄三郷出張所出張所長
暮らしを守るために河川整備が
必要であることを知ってほしい
富山河川国道事務所 三郷出張所
出張所長

中瀬益雄
 子供たちが「水制」「護岸」という言葉を知っており、私たちも驚きました。川の近くに住んでいるせいか、川への思いが高いのではないでしょうか。
 河川改修は目に見える部分だけではありません。河床のさらに深い場所から工事を行い、それは地域の財産や生命を守るためのものであることを、子供たちに知っていただきたいと思います。
 総合的な学習の支援に際しては学校の要望にできるだけお応えしたいと思います。また、今回のような工事現場の見学も内容によっては可能です。常願寺川には全国的にも珍しい構造物がいくつもあります。現場の仕事、工事の様子、施設等をぜひ見学に来て下さい。
連絡先/ 国土交通省北陸地方整備局
富山河川国道事務所 河川環境課
TEL.076-424-1706  FAX.076-422-3789
http://www.hrr.mlit.go.jp/toyama/

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国土交通省北陸地方整備局