ほくりく学ぶくん通信
ほくりく学ぶくん通信
川の流れや働き、治水を学ぶ模型実験を実施 石川県小松市を流れる梯川河川敷で5 年生の児童が学
「水の力がこんなに強いとはノ」。事前に立てた予想を上まわる自然の驚異の再現に驚きがこだま
先生の声
“学びは人や自然との
直のふれあいから
小松市立稚松小学校
川場 郁美 先生
 今年度の理科では思考力を高めることに重点を置いています。今回の実験は、国土交通省の全面協力で2度目を迎えますが、実験で児童が気づいた疑問に対して問題解決を図っていく場としてはとても有意義な機会です。
 この手の実験は、コンピュータによるシミュレーションでも可能ですが、メ学びメは人や自然との直のふれあいから得られるものです。今回も、児童にとっては発見がたくさんあったと思います。学習のふりかえりに「予想と比べて実験結果がどうだったのか」「新たな発見は何だったのか」など、内容の濃いレポートが上がってくることを期待しています。
国土交通省から
試行錯誤で開発した
装置がお役に立てば
金沢河川国道事務所 小松出張所 所長
長谷川 賢市
 実験装置は昨年に引き続き同様のものですが、梯川の特性をどのように再現するか、そして理解してもらうかに苦心して、土のブレンドなどさまざまな点で試行錯誤を重ねた、私たちの事務所によるオリジナル品です。この装置を用いた実験で、治水の大切さ、河川整備の重要性を少しでも理解していただけたらと思っています。
 今回の装置は大掛かりなものですが、同じ実験が行える、市販の衣装ケースを使った簡易実験装置も考案しました。実験装置の作り方は事務所のホームページに掲載していますので、ぜひ、みなさんの学校の教室などで利用してみてください。
金沢河川国道事務所ホームページ
http://www.hrr.mlit.go.jp/kanazawa/index.html
 
国土交通省北陸地方整備局