大河津分水は越後平野を水害から守るだけでなく、生活や農業に必要な水を与えてくれる施設でもあります。そのために日本一の水量をほこる信濃川の流れをコントロールします。水量コントロールは洗堰と可動堰の2つの堰によって行っています。
正式名称:大河津洗堰
正式名称は「大河津洗堰」。主に信濃川本川に流す水量をコントロールし、普段は日々の生活や田畑で使う水を一定量流し続けます。その水量は1秒間で25mプールが満杯になる(270㎥/s)量となります。
正式名称:大河津可動堰
正式名称は「大河津可動堰」。主に大河津分水路に流す水量をコントロールしており、上流から流れてくる水量によってゲートを開けたり閉めたりします。少し丸い形をした「ラジアルゲート」が採用され、ラジアルゲートとしては日本一大きな堰です。