越後平野を水害から守る私たちの大河津分水
2019年10月13日、観測史上最大の洪水を流した
そこに住む人たちの笑顔と豊かな生活のために…
100年前に先人たちがプレゼントしてくれた大切な贈り物
50年後も、100年後も、「大河津分水」は私たちのヒーローであり続ける

2020年、大河津分水は通水100年を迎えます。

役割ROLE

新潟県、そして私たちを支え続ける大河津分水!

新潟県、そして私たち
支え続ける
大河津分水!

大河津分水は越後平野を水害から守るだけでなく、生活や農業に必要な水を与えてくれる施設でもあります。そのために日本一の水量をほこる信濃川の流れをコントロールします。水量コントロールは洗堰と可動堰の2つの堰によって行っています。

あらいぜき 洗 堰

正式名称:大河津洗堰

信濃川に流す
水量コントロール

大河津洗堰

 正式名称は「大河津洗堰」。主に信濃川本川に流す水量をコントロールし、普段は日々の生活や田畑で使う水を一定量流し続けます。その水量は1秒間で25mプールが満杯になる(270㎥/s)量となります。


  • 堰長:167.52m
  • 堰柱:幅4.0m×長さ38.0m
  • ゲート:油圧シリンダー自走式×5
かどうぜき 可動堰

正式名称:大河津可動堰

大河津分水路に流す
水量コントロール

大河津洗堰

 正式名称は「大河津可動堰」。主に大河津分水路に流す水量をコントロールしており、上流から流れてくる水量によってゲートを開けたり閉めたりします。少し丸い形をした「ラジアルゲート」が採用され、ラジアルゲートとしては日本一大きな堰です。


  • 堰長:293.1m
  • 堰柱:幅4.0m×長さ30.0m

  • 制水ゲート:ラジアルゲート×2門
  • 調節ゲート:ラジアルゲート×4門
  • 調整ゲート:フラップゲート×4門