信濃川大河津資料館の見学は「無料」です。開館日や開館時間にお気をつけてお越しください。
所在地
〒959-0124 新潟県燕市五千石(旧分水町五千石)
交通アクセス
○電車をご利用の場合
JR越後線「分水駅」から車で約 5分
新幹線「燕三条駅」から車で約20分
○バスをご利用の場合
越後交通「公園入口」バス停下車、徒歩約10分
○自動車をご利用の場合
国道116号「五千石交差点」から車で約5分
北陸自動車道「中之島見附IC」から車で約20分
北陸自動車道「三条燕IC」から車で約20分
開館時間
午前9時~午後4時まで
休館日
毎週月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は翌日)、12月29日~1月3日
入館料
無料
TEL
0256-97-2195
FAX
0256-97-2196
ohkouzu@hrr.mlit.go.jp
駐車場
約100台・大型バス駐車可能
信濃川大河津資料館は4階建ての建物で、1階・2階が常設展示室、3階が情報ライブラリー、4階が展望室となっています。また、大河津分水の映画を上映するシアタールームや大河津分水がなかった場合の氾濫シミュレーションコーナー、100年前に使われていたトロッコの実物展示など、見たり、体験したり、触ったりできる展示が満載です。
大河津分水の歴史を10分で紹介。ほかにも30本の映像を用意。
かつては腰まで水につかって米づくりを行っていました。
大水害「横田切れ」を絵、写真、紙芝居を通じて体感できます。
ボタンを押すと模型が浸水していき、水倉の役割を見ることができます。
大河津分水の工事に伴った、様々な苦難がわかる年表です。
約100年前の工事で、実際に使われていた鍋トロです。
当時の技術者が書いた日記です。工事の様子がうかがえます。
大河津分水の堰操作を、クイズ形式で学ぶことができます。
大河津分水や川にまつわる書籍を約5000冊収蔵しており、自由に閲覧することができます。
360°の見晴らしの良いパノラマビューです。大河津分水周辺を一望できます。
信濃川大河津資料館には大河津分水の計画や堰の設計図、大正時代の工事の写真など約15,000点の資料があります。その中から、大河津分水実現にまつわる収蔵資料を厳選して紹介いたします。
フシンカゴ(普請籠)といい、第1期工事で土砂を担いで運ぶために使われました。
越後州信濃川分水掘割の図は、分水をつくるための計画図面として制作されたものです。
明治40(1907)年に制作された、第2期工事開始当初の計画平面図です。
固定堰の設計図。分水口上流側の水位を高めておくために建設された、水位調節機能を持たない堰です。
第2期工事で活躍した人力運搬車、鍋トロです。平成12(2000)年の洗堰改築工事の際に掘り起こされました。
分水路に作られた自在堰の測量図です。第2期工事では自在堰のピアー(堰柱)が陥没しました。
明治42(1909)年7月5日に行われた、第2期工事起工式の様子です。
第2期工事で使用された大型機械・スチームナビー。主に土を掘るのに用いられました。
第2期工事で使用された大型機械・長梯エキスカベーター。主に土を掘るのに用いられました。
第2期工事中に計3回の地すべりが発生しました。そのうち、大正4(1915)年3月6日に発生した、一回目の地すべりの状況です。
昭和2(1927)年に行われた補修工事の計画平面図です。
陥没した自在堰のかわりに建設された可動堰の図面(正面図)です。
映画「補修の歌」のフィルムです。作業員たちは信濃川補修工事の歌を歌い工事に取り組みました。
信濃川補修工事が完成した際につくられた記念絵葉書のひとつです。
補修工事が行われた大河津の床留の様子です。昭和6(1931)年9月21日に撮影されました。
補修工事が行われた第二床固の様子です。昭和6(1931)年6月14日に撮影されました。
補修工事によって建設された可動堰です。昭和6(1931)年5月27日に撮影されました。
補修工事が行われた固定堰の様子です。昭和6(1931)年に撮影されました。
可動堰建設に命をかけた宮本武之輔。利根川や荒川の治水工事にたずさわった経験をもっています。
昭和天皇即位御大典を祝った山車行列。先頭に立っているのが宮本武之輔です。
宮本武之輔の著書のひとつ「治水工學」。昭和11(1936)年7月29日に発行されました。
宮本武之輔の著書のひとつ「技術者の道」。昭和14(1939)年6月25日に発行されました。
信濃川大河津資料館では収蔵している資料を順次公開しています。1500点ほどの資料について、信濃川大河津資料館情報ライブラリーに資料名リストと資料の写真を綴ったファイルを公開しています。また、資料名リストについてはPDFファイルをご覧いただけます。
3F情報ライブラリーにて、4冊のファイルがいつでもご覧いただけます。
ファイルにはリストに対応した資料の写真も一緒に綴られています。
館内の常設展示のほか、期間の決まった展示等もあります。また、堰見学の定番である堰カードもご用意しております。
100年前の大河津分水工事で使われた道具や、大河津分水で見られる魚たちを展示しています。展示内容は随時更新しており、大河津分水のいろいろな姿を知ることができます。
全国で配布されている堰カードには、堰の大きさなどの情報が記載されています。大河津洗堰・大河津可動堰の堰カードは、信濃川大河津資料館で配布しています。ご希望の方は、1階受付にお声掛け下さい。
こちらに詳細を記しています。画像をクリックするとPDFファイルが開きますので、ダウンロードしご活用ください。