阿賀野川の流域紹介

川にふれ学ぶ

会津 めだか塾

 高度成長期以降、川の水質の悪化や学校プールの建設など、様々な要因が重なって子ども達が川で遊ぶ機会が少なくなっています。その結果、川にまつわる遊びや、川の危険とそれを回避する方法を子ども達に伝える経験者も少なくなってきています。
 「会津めだか塾」は、川で安全に遊ぶための知恵や手法、ルールやマナーを伝達する“川の達人”を養成することを目的に、毎年7月から9月にかけて開講されています。

めだか塾の様子
めだか塾の様子

阿賀川  川の達人の会

 会津めだか塾の卒業生や川に興味をもつ人を中心に、「阿賀川・川の達人の会」が組織されています。この会は、「会津めだか塾」や小中学校の「総合的な学習の時間」の支援、川に関わるイベントへの参加などの活動を通して、子どもたちや川に親しむ人々に阿賀川の魅力を伝えています。阿賀川を身近な憩いの場として利用する方法、消えかけている川にまつわる遊びや文化を掘り起こすなど、「体験」重視の活動を展開しています。

小学校での授業
小学校での授業

総合学習

 環境教育の「場」として、河川における学習が実施されています。国土交通省の河川事務所では小・中学校の総合学習も意欲的にお手伝いしています。阿賀野川河川事務所では、平成17年度は大杉中学校からの要望を受け、当事務所職員が出向いて阿賀野川に関する歴史や生物、特徴などについてお話しました。総合学習終了後には生徒たちが阿賀野川にいっそうの関心を持ったというお礼状も届きました。また、子どもたちと阿賀野川の水生生物調査も行っています。今後もこうした活動は続けていきたいと考えています。

総合学習での風景
総合学習での風景

阿賀野  トレジャーハンティング

 阿賀野川の自然や文化、歴史の概要や地域づくりに関する情報を紹介し、河川管理者と地域の方々とのコミュニケーションを図るためのラジオ番組が「阿賀野トレジャーハンティング(エフエム新津)」です。エリアレポーターと呼ばれるお宝ハンターが、阿賀野川沿川に住む人達にインタビューなどを行い、阿賀野川での昔ながらの漁法や遊び、イベント、地域情報等の「お宝」を探しだし、番組を通じて紹介しています。

阿賀野川フェスティバルでの放送
阿賀野川フェスティバルでの放送