国土交通省北陸地方整備局

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自然環境、動植物に配慮した社会資本整備
信濃川における改良型粗朶沈床、木工沈床の施工
千曲川における災害復旧工事
砂防えん堤のスリット化
高原川における渓流再生試験施工(工事中)
松川景観モデル事業
エコロード(一般国道18号妙高野尻バイパス、一般国道8号南郷拡幅)
工事中における猛禽類のモニタリング(一般国道253号八箇峠道路)
自然環境の保全に向けた取り組み 自然環境、動植物に配慮した社会資本整備
千曲川における災害復旧工事
災害復旧工事の各段階において、
自然環境保全に向けた取り組みを実施
長野県を流れる千曲川では、平成14年7月の台風により大きな出水となりました。これにより千曲川の河川施設に大きな被害が発生したため、千曲川河川事務所では災害復旧工事を行いました。
工事は、出水により損傷を受けた箇所について低水護岸を施工したもので、工事の各段階において、自然環境の保全措置を検討しながら、下記のとおり実施しました。
1.河川環境の把握
工事の実施前に専門家の助言を得て現地調査を行ったほか、地域住民の方による「多自然型川づくり検討会」において勉強会を実施しました。
2.工事計画の検討
低水護岸工事及びその準備工事(工事用道路、仮締切り、一時的に川の流れを替える瀬替え工等)について、より環境に配慮した施工方法を、専門家の助言を基に検討しました。
3.工事着手
工事着手後も、各段階においてモニタリング調査を実施しながら、施工を行いました。
4.完成
工事完成後は、施工箇所において追跡調査を実施し、自然環境の保全状況について確認を行いました。
出水による被災
(中州対岸の河岸も削られた)
完成直後、完成から数ヵ月後の
現地状況写真