はじめに

第1章
新潟県中越地震の概要
第2章
北陸地方整備局所管施設
等の被害及び応急復旧状況
第3章
様々な支援の取り組み
第4章
北陸地方整備局所管施設
等の本復旧及び復興
第5章
地震発生後の動き
第6章
地域への情報提供
第7章
参考資料



国土交通省
北陸地方整備局


第3章 様々な支援の取り組み

第11節/国道291号の復旧
1.被災状況
2.直轄権限代行による災害復旧
3.緊急に行われた各種調査
4.降雪までの壮絶な緊急復旧
5.復旧計画の策定
6.本格的な復旧工事の開始
7.復旧工事の進捗状況
8.復興・活性化を支援する道路復旧

2  直轄権限代行による災害復旧
 地震発生から10日目の平成16年11月2日、新潟県知事から国土交通大臣に対し、国道291号の災害復旧等について国直轄による支援が要請された。これを受けて国土交通大臣は即日、国道291号のうち最も被害が甚大な約10kmを直轄権限代行事業として災害復旧を実施するよう指示した。
 翌11月3日には、北陸地方整備局道路部長他、道路部職員による国道291号の被災調査をヘリコプターを使い実施した。
 11月5日、国道291号の災害復旧および大規模な河道閉塞が形成された山古志村東竹沢地区と寺野地区において緊急的に国が行う砂防事業と合わせ、一括的かつ効率的に推進するため「中越地震復旧対策準備室」を北陸地方整備局内に設置した。
 11月11日、国道291号の災害復旧工事を北陸地方整備局において開始する旨の官報告示に合わせ、復旧工事が着手された。
 国道291号直轄権限代行による災害復旧区間を図3-11-1、被災状況を写真3-11-4に示す。

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図3-11-1  直轄権限代行による災害復旧区間
図3-11-1  直轄権限代行による災害復旧区間


写真3-11-4 被災状況(山古志村東竹沢)
写真3-11-4 被災状況(山古志村東竹沢)

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