流域面積、河川延長



【流域の概要】
荒川流域は新潟・山形・福島の3県にまたがっている。
流域内には3県で5町3村ある。
荒川は上流から横川、玉川、大石川等、数々の支川と合流し日本海に流れ込む
流域の北方には大朝日岳、南方には飯豊山がそびえており、これらが荒川の源流である
荒川流域は流域面積1,150km2、幹線流路延長73?、の一級河川であり、基本高水は羽越水害の実績で花立地点において8,000m3/sである
国の管理区間は本川19.15km2の他、大石・横川のダム区間がある。

【流域の地形】
荒川流域は山間部、盆地部、山間狭窄部、盆地部、平野部の5つに分かれており、この特性から山間部、盆地部(横川合流点まで)を上流域、山間狭窄部、盆地部(荒川頭首工上流まで)を中流域、平野部(荒川頭首工より下流)を下流域として区分する。
朝日山系・飯豊山系が連立、流域はそれらに囲まれている。
上流部に小国盆地、中流部に荒川峡谷(山間狭窄部)が続く。
頭首工より下の下流部は扇状地として越後平野が広がる。
森林地域が約70%、自然公園地域が約15%。自然の多い流域である。
山地が流域内の9割以上を占める。

【地質】
花崗岩が比較的多い。
花立より下流に扇状地的河川堆積物が多い。水害時の河川氾濫によるもの。
盆地部に堆積物が多い。水害時にも貯留効果があってのもの。

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