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富山の道路をさまざまな角度から紹介 |
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富山工事事務所では、小学校の総合的な学習を応援する図書として、道路について学ぶためのナビゲーター『富山の道発見ガイド』を作成し、希望する学校に提供しています。
この『富山の道発見ガイド』は、毎日利用し、身近な存在なのに以外に知られていない「道路」についてさまざまな角度から紹介し、富山の道の特色、地域との関わりや役割、これからの道路などについて、学習するためのヒントを提供する冊子です。写真やイラストを多用し、また文中の漢字には読みがな(ルビ)をつけていますから、子どもたちにも読みやすく、また興味をひくものになっています。 |
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子どもたちが自ら「学び・発見」するためのガイド |
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冊子の企画・制作にあたっては、富山大学教育学部の深井甚三先生と佐伯眞人先生に監修をお願いしました。内容では、教室で使いやすく、子どもが楽しく主体的に学べるように、いろいろな工夫を行っています。
例えば、道路についてさまざまな“問いかけ”や“学習の視点”を紹介していますが、問いかけに対する答えをすべて記載せず、子どもたち自身が学習しながら答えを発見できるしくみとなっています。また、道路(路上)観察の方法の紹介や富山の道の変遷、道にまつわる言葉、昔話などのページもあります。
道路は子どもたちにも身近な存在です。また地域の過去・現在・未来とも密接に関わっています。最近では道路の情報化も進行しています。「道路」は拡がりのある学習テーマだといえるでしょう。 |
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4年生から6年生まで
学年に応じて柔軟に
活用できる冊子です |
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氷見市立朝日丘小学校・教頭
仙上 徹仁 先生 |
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本校では6月に『富山の道発見ガイド』の案内をうけた後、校内の各先生と相談して申し込みました。実は4月に総合的な学習の年間指導計画を作成しましたが、「道路」をテーマとして扱っていません。しかし、4年生の社会科で、道路上の標識や防災施設を学ぶ際に、資料として活用しました。
4年生から6年生の児童に配って活用していますが、読みがなをつけてあったり、写真が多いので、子どもたちにも使いやすい冊子だと思います。また、最新のデータや情報を使用していること、学習のヒントが記載されているといった点は、教師にも使いやすいものだと思います。
今後、4年生は富山県の学習に、5年生は学級活動で「通学路」を取り上げますからその資料として、また6年生では、参勤交代などの歴史学習に『富山の道発見ガイド』を利用・活用していく予定です。 |
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身近すぎて見えなくなっている
富山の「道路」を
冊子を通じて発見してほしい |
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富山工事事務所・調査第二課長
小山 浩徳 |
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『富山の道発見ガイド』は、平成13年秋から準備を始め、半年以上かけて企画・制作
したものです。
おかげさまで冊子は大変好評で、申し込みは7月中旬までに5600部に達しています。ほとんどが富山の小学校の先生方からですが、中には新潟県などからも問い合わせや送付希望があります。道路というのは、日常生活の中で「当たり前」のように利用していますが、それだけに、その役割や歴史などはどうも見落とされがちのようです。次代の富山そして北陸を担う子どもたちが、冊子を利用した学習で、富山の道路について理解と関心を高めていただければと思います。
8月には、毎年8月4日に開催する「橋の日」のイベントにあわせ、富山市内のいたち川にかかる橋(43橋)すべてを紹介する『橋物語』という冊子を発行します。お気軽にお問い合わせください。 |
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