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最高水位・流量(杭瀬下・小市・立ヶ花における最高水位および流量)
項目 千曲川・杭瀬下地点 犀川・小市地点 千曲川・立ヶ花地点
最高水位 4.37m 1.50m 10.54m
最大流量 3,625m3/s 1,762m3/s 6,754m3/s
生起日時 9月12日22時 9月12日23時 9月13日5時
※水位:杭瀬下・小市・立ヶ花水位流量観測所水位流量成果(北陸地方整備局) 流量:流量年表((社)日本河川協会)

被害状況

床上浸水(戸) 3,794
床下浸水(戸) 2,425
農地浸水(ha) 2,489
宅地浸水(ha) 354
一般資産等被害(千円) 11,378,180
出典:水害統計(建設省河川局)

トピックス
[樽川の破堤]
 9月13日の6時頃より戸那子橋付近(千曲川合流点直上流)及び樽川橋より上流約1kmの付近で越水が始まり、6時40分頃、水防団の必死の努力も空しく、下流部1箇所、上流部2箇所ともほぼ同時に破堤した。
 樽川橋付近の土手には少々の家財道具を持って避難した人達数百人がいたが、水につかった家や田園を見て呆然とした表情であった。
被害概況
9月9日頃から秋雨前線の影響により降り続いていた雨は、11日から台風18号の北上に伴い激しさを増した。降雨は流域平均で、立ヶ花〜小千谷流域で166.5mm、堀之内流域で158.9mmとなった。千曲川において立ヶ花で既往最高水位を記録する大出水となり、護岸、根固の流失、支川樽川における破堤氾濫、各支川における内水氾濫等大きな被害をもたらした。信濃川においては、大河津で計画高水位まで数センチを残す既往高水位を記録し、十日町、小千谷にて大きな被害をもたらした。
 
ハイドログラフ(9月10日〜14日の水位および時間雨量変化グラフ)